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昨年同時期の2倍に増える「梅毒」 厚労省「コンドーム使用でリスク減らせ」

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昨年同時期の2倍に増える「梅毒」 厚労省「コンドーム使用でリスク減らせ」

梅毒に感染し、手のひらに出た発疹(男子のためのSTDハンドブック「Male STDs:Action Guide」から引用) 梅毒に感染し、手のひらに出た発疹(男子のためのSTDハンドブック「Male STDs:Action Guide」から引用)

 国立感染症研究所によると、今年1月から4月24日までの感染者数は1114人で、前年同時期の約2倍に上る。都道府県別では、東京都が494人と4割を占め、次いで大阪府138人▽神奈川県65人▽愛知県51人-と都市部での感染が多い。

 梅毒感染者は12年以降、横ばいだったが、22年から急増している。昨年の感染者を男女別でみると、女性は764人と5年前の約6倍に増加。特に20代前半で増えており、厚労省は昨年11月、若い女性に向け、「コンドームの適切な使用でリスクを減らすことができる」といった予防対策を盛り込んだ啓発リーフレットを作製、自治体などに配布した。

 男性は40代前半が全体の16%で最も多かった。

先天梅毒も増加

 女性の感染増加で心配されるのが、梅毒にかかった妊婦から胎盤を通じて胎児が感染する先天梅毒の増加だ。先天梅毒は、20年から25年までは1桁台で推移してきたが、26年は10人、27年は13人と、2年連続で2桁台となった。流産や死産の原因となるほか、乳幼児期にリンパ節や肝臓が腫れたり、学童期以後に角膜炎や難聴となったりすることもある。

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