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【集うまち ポートランドに学ぶ】(上)徒歩20分圏のコンパクトシティー 住民がつくる「住みたい街」

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【集うまち ポートランドに学ぶ】
(上)徒歩20分圏のコンパクトシティー 住民がつくる「住みたい街」

路面電車など公共交通機関が充実しており、住民の足となっている=米オレゴン州ポートランド市(油原聡子撮影) 路面電車など公共交通機関が充実しており、住民の足となっている=米オレゴン州ポートランド市(油原聡子撮影)

 地方が独自の魅力を生かした街づくりを進め、人口減少に歯止めをかけて活力を取り戻そうと政府が進める「地方創生」。多くの自治体がその方法を模索するなか、注目を集めるのが、成功例として世界的に名高い米オレゴン州ポートランド市の取り組みだ。「全米で一番住みたい街」を訪ねた。

 すぐに顔見知りに

 ポートランド市の中心部、パール地区。レンガ造りの古い建物を改修したビルの間を路面電車やバスが走る。

 マーケティング会社に勤めるトラヴィス・メリルさん(40)は「どこにでも歩いて行けるのがうれしい」と笑顔で語る。2年前にニューヨーク市から移住。妻のクリスティンさん(34)、まもなく3歳と1歳になる子供2人とともに同地区の分譲マンションで暮らす。「ニューヨークは物価が高く、子供たちのプレスクール(未就学児向けの教室)探しも大変。子育てに良い環境とはいえなかった」。現在の住居はニューヨーク時代の2倍以上の約200平方メートルで、周辺の治安も良い。

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