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デトロイト美術館展 市民が守った名画、日本公開

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デトロイト美術館展 市民が守った名画、日本公開

ディエゴ・リベラの壁画が飾られたデトロイト美術館の館内(Salwan Georges撮影)  ディエゴ・リベラの壁画が飾られたデトロイト美術館の館内(Salwan Georges撮影) 

 栄光と凋落(ちょうらく)-。ゼネラル・モーターズ(GM)などが名車を生産し、米製造業の“心臓部”とも呼ばれたデトロイトが2013年夏、自動車産業などの衰退に伴って財政破綻に陥った。デトロイト美術館(DIA)もそのあおりを受け、絵画売却という未曽有の危機に直面。だが、市民から売却反対の合唱が巻き起こり、市は絵画売却の方針を転換するに至った。市民らの熱意で守られた名画の数々を一挙公開する「デトロイト美術館展」が27日から、東京・大阪など国内3都市で開催される。

 デトロイトはGMやフォード・モーター、クライスラーのビッグスリー(米3大自動車メーカー)の拠点として1950年代まで圧倒的な輝きを放っていた。だが、70年代の石油ショック以降、燃費の良い小型の日本車などが台頭。「最強の労組」の異名を持つ全米自動車労組のおひざ元で人件費もかさみ、業界のデトロイト離れが加速した。

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