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【聞きたい。】『神の値段』で「このミス」受賞の一色さゆりさん 「実は家で小説書いているのがいい」

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『神の値段』で「このミス」受賞の一色さゆりさん 「実は家で小説書いているのがいい」

一色さゆりさん 一色さゆりさん

 東京のギャラリーに3年間勤めていた。「どのように作品が流通し、美術の世界が動いていくのか知ることができた」

 美術の世界に身を置いた経験が文章の中で光る。「アートは理解するものではなく、信じるものだと思います」など、登場人物が語る言葉は実感がある。

 美術の世界は社交がつきもの。本書にはセレブが集まる香港のパーティー場面が登場するが、「子供のころから、親に原稿用紙を買ってもらい、短い物語をつくって挿絵をつけたり冊子にしたりして遊んでいました。実は華やかな場は苦手なんです。家で小説書いているのがいい」とも。

 いまは京都を舞台にした第2弾の美術ミステリーに取りかかっている。(宝島社・1400円+税)

 渋沢和彦

【プロフィル】一色さゆり いっしき・さゆり 昭和63年、京都府生まれ。東京芸術大学芸術学科卒。4月から美術館勤務。

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