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X線天文衛星「ひとみ」トラブル 姿勢制御系誤作動で機体が回転
軌道上でトラブルが起きたエックス線天文衛星「ひとみ」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は15日、試験観測中の3月26日に衛星の姿勢を変更した後、実際には機体が回転していないにもかかわらず回転していると姿勢制御系が判断して、機体を回転させる誤作動を起こしたことが原因と発表した。
回転の遠心力で機体からは10個以上の破片が分離。うち2物体については、4月29日と5月10日に大気圏に突入し、燃え尽きると推定している。
JAXAは誤作動を引き起こした原因がコンピューターの不具合か、人為的なミスかさらに詳しく調べている。太陽電池パネルの半分が残っていれば電源が確保できるなどとして、引き続き復旧に努めている。
