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【ニッポン食文化】渋み少なくほのかな甘み…日本産の「和紅茶」が静かなブーム 和紅茶スイーツも登場し…

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【ニッポン食文化】
渋み少なくほのかな甘み…日本産の「和紅茶」が静かなブーム 和紅茶スイーツも登場し…

和紅茶の味比べに夢中になる女性たち=東京都中野区の「八万寿茶舗」 和紅茶の味比べに夢中になる女性たち=東京都中野区の「八万寿茶舗」

 日本の紅茶生産が復活。「和紅茶」として人気が高まっている。緑茶の消費が減るなか、現代生活にマッチした紅茶に取り組む生産者が増加。緑茶では渋みが出て扱いづらい夏の茶葉を、おいしく無駄なく加工できる利点もある。和紅茶スイーツ、デパ地下の和紅茶フェアなどこの春、芳醇(ほうじゅん)な香りが花開いている。(重松明子、写真も)

 新中野にある屋久島(鹿児島県)の茶農園直営カフェ「八(はち)万(まん)寿(じゅ)茶舗」。3月に開かれたイベントをのぞくと、深紅やオレンジの茶の湯から香りが立ち上っていた。

 「全て日本産の紅茶です」と店主の渡辺桂太さん(30)。北は新潟、南は沖縄までの8産地。全体的に渋みが少なく、ほのかな甘味を感じるのが和紅茶の傾向だ。品種や気候、萎凋(しおれ)や発酵により風味はさまざまで、満席の女性が味比べに夢中。

 「屋久島の緑茶が好きで来店しましたが、紅茶もおいしい。おしゃれですね」と、栃木県から来たコメ農家の主婦(63)が頬をゆるめた。

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