産経ニュース

【ペットの健康講座】(2)犬の歴史

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【ペットの健康講座】
(2)犬の歴史

 ペットとして、私たちにもっとも身近な動物の一つが「犬」ですね。みなさんは、そのルーツがオオカミだということを知っていますか? 約1万年前、オオカミが人の住居の見張りや狩りの補佐役として餌付けされ、家畜化されたのが、人との出会いの始まりとされています。

 オオカミは群れを作り、群れで行動します。群れの中には厳密な上下関係が存在し、リーダーには服従することが絶対のルールです。犬は、オオカミからこの習性を引き継いでいるため、人との暮らしの中で主従関係を認識することができるのです。

 狩猟犬や牧畜犬のように、ほかの動物と比べても人と仕事をすることが多いのは、主従関係が理解できるからです。

 犬は、狩猟や牧畜といったさまざまな仕事に合わせ、長い歴史のなかで数多くの犬種が生み出されました。その種類は、現在約300種類。かわいらしい見た目で人気のダックスフントも、本来の仕事は狩猟犬でした。胴が長く、四肢が短い独特の体形は、アナグマが潜む巣穴に入り、追い出すのにぴったりなのです。これを表すように、「ダックスフント」の「ダックス(Dachs)」は、ドイツ語でアナグマという意味なんですよ。

「ライフ」のランキング