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マレーシア産床材に注意を 違法伐採疑いと環境団体

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マレーシア産床材に注意を 違法伐採疑いと環境団体

マレーシア・サラワク州で伐採された木材の貯留場(マット・ニュートン氏、マーケット・フォー・チェンジ提供) マレーシア・サラワク州で伐採された木材の貯留場(マット・ニュートン氏、マーケット・フォー・チェンジ提供)

 熱帯林の違法伐採が疑われるマレーシア・サラワク州産の合板を日本が大量に輸入し、住宅のフローリングなどに使われているとして、企業や消費者に注意を促す報告書を日本とオーストラリアの環境保護団体が28日、共同で発表した。

 発表したのは日本の「熱帯林行動ネットワーク」とオーストラリアの「マーケット・フォー・チェンジ」。両団体は「問題は環境破壊だけでない。日本の美しい家を造るために先住民の家や生活が奪われている。適切なのかどうか考えてほしい」としている。

 サラワク州はボルネオ島北側に位置。以前から欧米の環境団体の調査で、伐採許可をめぐる地元政府の汚職の疑いなどが指摘されている。急速な伐採で、残っている原生林は5~10%だけとの推計もあるという。

 報告書によると、日本はサラワク州産合板の55%を輸入する最大の輸入国。その多くがフローリングに使われているという。

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