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ヒキガエルひかないで 瑞穂町が9カ所に看板設置、注意促す

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ヒキガエルひかないで 瑞穂町が9カ所に看板設置、注意促す

ヒキガエルへの注意を呼びかけるため、町職員が設置した看板=瑞穂町 ヒキガエルへの注意を呼びかけるため、町職員が設置した看板=瑞穂町

 産卵期を迎えたヒキガエルが車にひかれて死ぬのを防ごうと、瑞穂町は町内9カ所に「ヒキガエル ひかないで」と注意を促す看板を設置した。職員やボランティアによるパトロールも実施し、危険な状況を見つけた場合は保護する。町の豊かな自然を象徴する小さな命を守り、交通安全につなげていこうというねらいだ。

産卵期で移動

 町によると、毎年3月から4月にかけ、畑などをねぐらにしていたヒキガエルが、産卵のため同町箱根ケ崎の調整池に移動する。だが、夜間に非常にゆっくりと進むため、車にひかれる事故死が後を絶たない。朝になって、カラスが死骸を食べる光景は見ていられない状況という。

 看板は、平成19年に住民から「カエルの死骸が痛々しい」などと相談があったのを受け、20年から設置。職員が手作りし、「産卵期(3~4月)、夜間に路上を歩いています」と運転手に注意を呼びかけるとともに、職員やボランティアの町民らが夜間パトロールを実施し、路上にいるカエルをみつけた場合は、調整池に運ぶか、畑近くの安全な場所に戻すなど救出にあたってきた。

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