産経ニュース

【ソロモンの頭巾】カロリー制限が放射線影響を軽減…被曝後でもがん発生頻度抑える可能性 マウスの研究で 長辻象平

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【ソロモンの頭巾】
カロリー制限が放射線影響を軽減…被曝後でもがん発生頻度抑える可能性 マウスの研究で 長辻象平

 耳寄りな話を聞いた。放射線被曝(ひばく)の影響を軽減する方法があるという。

 環境科学技術研究所の小野哲也理事長が教えてくれた。

 「カロリー制限をすると被曝による寿命の短縮を抑える効果があるのです」

 簡単に言ってしまうと、不測の事態で、かなりの放射線を浴びてもダイエットをすれば、がんになりにくくすることができるということだ。

 研究所の所在地は、青森県の下北半島にある六ケ所村。同村への核燃料施設の立地を機に、平成2年に設立された。

 微量の放射性物質や放射線が生体や環境に与える影響を調べるための大型施設を有し、世界に存在を知られている。

 その大型施設の一つが先端分子生物科学研究センター(AMBIC)だ。ここには1200匹ものマウスに長期間連続で放射線の一種、ガンマ線を当てられる照射室が2部屋ある。多重に完全密封されたセシウム137が線源だ。

「ライフ」のランキング