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【健康カフェ(26)】せきぜんそく 風邪の後などに発症、早めに治療を

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【健康カフェ(26)】
せきぜんそく 風邪の後などに発症、早めに治療を

 風邪をひくとたいがいせきが出ます。せきは、気道に入った異物を取り除いたり分泌されたたんを出したりするために必要な機能として備わっています。風邪など感染症が原因のせきは、数日から1週間もすれば出なくなるものです。

 先日、「せきが止まらない」と40代後半の女性が受診されました。せきが出始めて1カ月半になり、他の病院で抗生剤やせき止めを処方してもらったが、一向に良くならないというのです。「ここまでひどいのは初めて」と言いつつも、1年前にも風邪の後にせきが1カ月以上続いたことがあり、その時は処方されたぜんそくの発作止めの吸入薬を使ったときだけ楽になったそうです。せきは昼間はたいしたことがないが、夕方から夜にかけてひどくなり、ここ数日あまり眠れないということでした。

 せきが長く続く代表的な病気にせきぜんそくがあります。気道(呼吸をするときに空気の通る道)が風邪や気候の変化などの刺激に対して過敏になり、炎症や発作が起こるものです。夜間や早朝にせきが多くなるところはぜんそくに似ていますが、ヒューヒューゼーゼーすることはなく、気道の収縮もぜんそくに比べ軽度です。ただ、中にはぜんそくに移行するケースがあり、早めに治療することはぜんそくとなるのを防ぐ意味でもとても重要です。

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