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消える水族館のラッコ 乱獲で取引規制、「草食化」で繁殖困難

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消える水族館のラッコ 乱獲で取引規制、「草食化」で繁殖困難

サンシャイン水族館での最後の展示を迎えた、ラッコのロイズ=2月29日、東京・池袋 サンシャイン水族館での最後の展示を迎えた、ラッコのロイズ=2月29日、東京・池袋

 1984年から約30年間にわたって人気だったサンシャイン水族館(東京・池袋)のラッコの展示が、2月末で終わった。最後の1匹になった雄が繁殖を目指し、他館に移るためだ。国内で飼育されているラッコの数は10匹余りと、ピーク時の10分の1まで減少。高齢化で繁殖は難しくなってきた上、輸入は規制があり、愛らしい姿を日本で見られなくなる日は近づきつつあるようだ。(SANKEI EXPRESS)

 2月29日夕、サンシャイン水族館で開かれた展示終了のセレモニー。子供たちが雄のロイズ(10歳)の水槽に顔を寄せ「バイバイ」と別れを惜しんだ。水槽のカーテンが閉じられると、すすり泣く人も。

 水族館によると、パートナーだった雌のミール(13歳)が1月にがんで死に、残されたロイズを移すことが決まった。行き先は、無事に引っ越して“新居”で展示ができるようになるまで公表しないという。

 東京都板橋区の主婦西脇京子さん(35)は「しぐさがかわいくて、保育園に通う2人の子供が大好きだった。とても寂しいです」と話した。

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