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【トレンド日本】「文通ブーム」が帰ってきた! 手書きの温もり、返事を待つワクワク感… 連絡先は「仲介業者」が管理して-

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「文通ブーム」が帰ってきた! 手書きの温もり、返事を待つワクワク感… 連絡先は「仲介業者」が管理して-

銀座・伊東屋の2階売り場、シェア。Write&Post(ライト&ポスト)では、封筒や便箋を買い、手紙を書いて投函することもできる 銀座・伊東屋の2階売り場、シェア。Write&Post(ライト&ポスト)では、封筒や便箋を買い、手紙を書いて投函することもできる

 昭和24年、「郵便友の会」として誕生したPFC(平成13年改称)の会員数は約1万5千人(1月1日現在)。最盛期の昭和30年代は約30万人で推移していたが、平成18年には5千人まで減少。その後、増加に転じ、じわじわと会員が増えてきた。事務局の富沢隆さんによると、現在の会員の8割以上は女性で、「30~50代が中心だが、最近は20代も目立つ。書き手の思いが伝わりやすい肉筆の文字の持つ温かみが受けているようです」という。

 書簡で交流する良さを見直そうと新たに仲介サービスを行う業者も出てきた。

 文通の仲介をする会報「ふみびと」を月2回発行している「文通村」(千葉県成田市)は平成21年に活動を開始した。会報には実名ではなくペンネームを掲載。手紙のやり取りは文通村を通じて行われるため、当事者同士は本名を明かさなくても交流できる。

 冒頭の女性も利用者の1人。「今は昔と違って名前や住所を明かさなくていいので、気持ちをそのまま飾らず書けます」

 同社の保科直樹社長(32)自身、高校生のときに山口県のユースホステルで知り合った広島県の女子高校生と1年ほど文通をした経験がある。「手紙のやり取りをすると、自分が他者から必要とされていると感じることができる。電子メールで瞬時に交流できる時代ですが、文通は残したい文化です」と事業を始めた理由を説明する。

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