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【ジカ熱】感染確認経緯を全国の医師に情報提供 「成功例」として厚労省

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【ジカ熱】
感染確認経緯を全国の医師に情報提供 「成功例」として厚労省

 川崎市に住む男子高校生が25日、中南米での流行後、国内で初めてジカ熱に感染していたことが確認された事例について、塩崎恭久厚生労働相は26日の閣議後会見で、感染確認までの経緯を全国の医師に情報提供する考えを示した。今回のケースは、高校生が受診した医療機関の医師が、渡航歴などを聞いて疑いを抱き、保健所に連絡したことが端緒となった。「早期把握につながった成功例」(厚労省担当者)とされ、塩崎厚労相は「今後の診断に役立ててもらえるよう周知したい」と述べた。

 一方、高校生はブラジルからの帰国途中に一時、発熱があったが、帰国時に空港のサーモグラフィーでは検知されず、検疫所でも申告はなかった。この点について塩崎厚労相は「ジカ熱は症状が出ないケースも多く、水際対策だけで十分とは、もともと考えていない」と述べ、今後、自治体を通じ、媒介する蚊の活動時期を前に、幼虫の駆除などの対策を講じる方針を改めて示した。

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