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【ジカ熱】冬期、国内での感染拡大恐れ低く 水際対策困難、自治体と医療機関一体での取り組み重要

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【ジカ熱】
冬期、国内での感染拡大恐れ低く 水際対策困難、自治体と医療機関一体での取り組み重要

ジカウイルスの顕微鏡画像(米CDC提供、AP) ジカウイルスの顕微鏡画像(米CDC提供、AP)

 中南米で流行するジカ熱の感染者が25日、日本でも確認された。政府は同日夜、関係省庁対策会議を開き、国と自治体、医療機関が一体となって予防や感染防止に取り組む方針を確認した。ジカ熱は感染者を刺した蚊が別の人を刺すことで感染が広がるため、日本に蚊がいない今の時期は国内で感染が拡大する恐れは低い。しかし、空港などの水際で発見するのが難しいため、国内での感染を防ぐには自治体による蚊の駆除や医療機関による患者の発見が重要となる。

 厚生労働省によると、感染が確認された高校生は蚊に刺された記憶がなく、帰国時には熱も下がり発疹などの自覚症状もなかったため、ジカ熱に感染しているとの認識はなかったという。そのため、空港のサーモグラフィーでも検知できず、検疫所の健康相談にも行かなかった。厚労省は「8割が症状が出ないとされるジカ熱のような感染症を水際で防ぐのは難しい」と話す。

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