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タブレット付き顕微鏡・電子回路ペン… 最新技術で理科教育支援

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タブレット付き顕微鏡・電子回路ペン… 最新技術で理科教育支援

教員の指導で、顕微鏡に付いたタブレットの液晶画面に映し出された微生物を観察する生徒ら =千葉県八千代市の千葉英和高校 教員の指導で、顕微鏡に付いたタブレットの液晶画面に映し出された微生物を観察する生徒ら =千葉県八千代市の千葉英和高校

 理科教育をサポートする最新技術が注目されている。タブレット端末付き顕微鏡、描いた線が電子回路となるマーカーペン…。実験準備を効率化して教員の負担を軽減する一方、授業の濃度を高め、これまで以上に充実した学習環境を創り出すツールとして広がりつつある。(玉崎栄次)

                   

 ◆同時に観察

 「大きさは10マイクロメートルだね」

 今月4日、千葉県八千代市にある千葉英和高校の理科室。3年の若林彩華さん(18)は顕微鏡に備え付けられたタブレット端末を眺めながら、クラスメートに話しかけた。画面上の微生物を指でなぞるだけで、瞬時に大きさを測定できる。

 この顕微鏡は事務機器メーカー「内田洋行」(東京都中央区)が開発。観察対象の微生物を画面に映し出し、その様子を拡大したり、撮影・録画したりできる。

 従来の顕微鏡は微生物を観察する際、1人ずつ鏡筒をのぞき込まなければならず、教員と生徒や生徒同士が同じ観察ポイントを捉えられているのか確認できなかった。また、1台の顕微鏡を何人かで共用するため、観察したり、描写したりするのに1時間足らずの授業では時間が足りないこともあった。

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