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上野のパンダ、早くも発情兆候 「いい傾向」初の人工授精も視野

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上野のパンダ、早くも発情兆候 「いい傾向」初の人工授精も視野

ジャイアントパンダの雄リーリー=1月28日、東京・上野動物園(東京動物園協会提供) ジャイアントパンダの雄リーリー=1月28日、東京・上野動物園(東京動物園協会提供)

 上野動物園(東京都台東区)は1日、飼育するジャイアントパンダのリーリー(雄)とシンシン(雌)が1月下旬までに、発情の兆候を見せ始めたと発表した。雌が兆候を見せる時期としては、例年より1カ月ほど早いといい、同園では「今年はいい傾向だ」とし、初の人工授精も視野に準備を進める。

 同園によると、リーリーは1月上旬ごろからシンシンのにおいに興味を示し、シンシンは1月27日ごろから足をプールに入れるなどの発情行動を見せるようになった。寒い時期に水を浴びるのは「発情期特有の行動」(担当者)といい、園は1日、展示中止に向けたフェンスの設置を始めた。

 今後、「恋鳴き」や「においつけ」などの強い発情が見られれば、2頭を同居させて自然交配を図る。ただ、2頭は3年連続で妊娠に至っておらず、今年は同時に初の人工授精に向けた準備も進めるという。

 パンダの繁殖期は年1回、2~5月のうちの2週間程度で、妊娠の可能性が高まるのは数日間だけ。同園では「わずかなチャンスを逃さないよう、赤ちゃんパンダ誕生に向け、行動を注視したい」としている。

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