産経ニュース

【大学センター試験】5都県で7人が不正行為で全科目受験無効に スマホ使用や問題持ち出し 5会場で運営ミスも…

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【大学センター試験】
5都県で7人が不正行為で全科目受験無効に スマホ使用や問題持ち出し 5会場で運営ミスも…

大学入試センター試験の第2日目で「理科(1)」の試験に臨む受験生=17日午前9時19分、東京都文京区の東京大学(代表撮影)

 大学入試センター試験は2日目の17日、理科と数学の試験が行われ、全日程が終了した。同センターは、カンニングペーパー使用など不正行為が2日間に青森、東京、静岡、栃木、滋賀の5都県の会場で計7件あり、関わった受験生男女7人を全科目受験無効処分としたと発表した。不正行為の発表は今回が初めて。

 同センターによると、不正行為の内訳は、カンニングペーパー使用2件▽定規使用2件▽試験時間中の問題冊子室外持ち出し1件▽スマートフォン使用1件▽試験終了後の消しゴム使用1件-の計7件。

 問題冊子を持ち出した受験生は16日、都内の会場で外国語筆記の試験中に無断で退出し、トイレに入った。所持品を確認したところ、かばんに問題冊子が入っていたという。ただ、通信機器を所持しておらず、同センターは試験問題の漏洩はないと判断した。

 静岡県では同日、試験中にスマートフォンを操作している受験生が確認された。通信機器を手で持つなどの行為は禁止されており、ここ10年間でスマートフォンを含めた携帯電話の使用による不正は初めてという。同センターは「学生のことでもあり、過剰な懲罰になってはいけない」として、不正行為の詳細な説明を控えている。

 同センターは試験監督者のミスなどが5会場であり、計256人が再試験の対象となったことも発表した。17日に札幌学院大(北海道)会場で誤って数学を5分早く始めるミスがあり、71人を対象とした。終了も5分早めたが、受験生から「24秒足りない」と指摘された。16日には鹿児島県や愛知県などでも再試験対象となるミスがあった。

 平均点の中間発表は20日、最終発表は2月4日。体調不良などで受験できなかった志願者らを対象とする追試は1月23、24の両日に行われ、再試験は同日程で希望者が受ける。

「ライフ」のランキング