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皇居で歌会始の儀 お題は「人」

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皇居で歌会始の儀 お題は「人」

天皇、皇后両陛下、皇族方が出席されて行われた「歌会始の儀」=14日午前、宮殿・松の間(代表撮影)

 新年恒例の「歌会始の儀」が14日、皇居・宮殿「松の間」で、「人」をお題に行われた。天皇、皇后両陛下をはじめ皇族方のお歌のほか、一般応募の1万8962首(選考対象)の中から入選した10人の歌などが古式ゆかしい独特の節回しで披露された。天皇陛下のお招きで歌を詠む召人(めしうど)は、歌人で歌誌「星座」主筆の尾崎左永子さん(88)が務めた。

 宮内庁によると、陛下は昨年4月に訪問したパラオ共和国で、先の大戦の激戦地だったペリリュー島の慰霊碑に供花したのに続き、遠方に望むもう一つの激戦地、アンガウル島に向かって拝礼したときのお気持ちを歌にされた。

 皇后さまは、夕方の茜色の空に向かって進む飛行機を見て、ご成婚前の昭和33年にお一人で欧米7カ国を旅行したことを思い出し、自分と同じように若い旅行者が乗っているのだろうかと想像して詠まれた。

 皇太子さまは、平成25年6月のスペインご訪問の際、東日本大震災の復興を願う合唱で出迎えられたときの思いをお歌に。皇太子妃雅子さまは昨年10月に福島県で震災の復興状況を視察し、懇談した高校生から受けた印象を表現された。

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