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若年性パーキンソン病と闘う飲食業社長「超えられない試練ない」

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若年性パーキンソン病と闘う飲食業社長「超えられない試練ない」

若年性パーキンソン病と闘う外食チェーン「ダイヤモンドダイニング」の松村厚久社長=東京都港区

 読者からは「感動して泣いた」などの声が寄せられ、体に良いという食品なども送られてきた。出版を記念したサイン会では、手の震えに負けず、しっかりとサインを書いた。松村社長は「伝えることができてホッとした。予想以上の反響があった」と語る。

 パーキンソン病に詳しい国立精神・神経医療研究センター神経内科の村田美穂診療部長は「若年性パーキンソン病は薬がよく効き、進行も遅いとされる。10代で発症する人もいるが、薬をうまく使いながら働き続けることも可能だ」と解説する。以前は「薬を飲み続けると効かなくなる」「7~8年で寝たきりになる」などといわれたが、実際には発症から15年以上たっても歩いて通院している患者も少なくない。村田部長は「なるべく早く治療を始め、規則正しい生活を送り、服薬とリハビリを続けることが重要だ」と語る。

 薬が効いているときとそうでないときの差が激しく調整に苦労する松村社長だが、腸管から薬を持続的に供給できるカートリッジ交換式ポンプが日本でも使用可能となることに期待を寄せる。

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