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世界文化賞受賞者の画家、エルズワース・ケリーさん死去 92歳 「ハード・エッジ派」の代表的存在

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世界文化賞受賞者の画家、エルズワース・ケリーさん死去 92歳 「ハード・エッジ派」の代表的存在

 【ニューヨーク=黒沢潤】20世紀米国の抽象表現主義「ハード・エッジ派」の代表的存在とされた画家のエルズワース・ケリー氏が27日、死去した。92歳だった。米ニューヨーク市マンハッタンの「マシュー・マークス・ギャラリー」が発表した。

 ボストン美術館付属美術学校で学び、1948年に渡仏し、パリ国立美術学校に入学。絵画のほか、ロマネスク建築やビザンチン様式のイコンなどを学んだ。

 54年に帰国してマンハッタンにアトリエを構え、当時の主流だった抽象表現主義とは違う、赤や青、黄などの鮮やかな純色パネルを組み合わせた色相対比による表現を展開した。幾何学的抽象「ハード・エッジ派」の第一人者といわれていた。

 作品はニューヨーク近代美術館(MoMA)など世界中にあり、日本では東京都千代田区の東京国際フォーラムの壁画パネルが有名だ。

 第12回高松宮殿下記念世界文化賞の絵画部門の受賞者。

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