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公立学校、体罰処分教員952人 3000人減も高水準 26年度・文科省調査

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公立学校、体罰処分教員952人 3000人減も高水準 26年度・文科省調査

体罰で懲戒や訓告などの処分を受けた公立学校の教員

 大阪市教委は「桜宮高校事件を受け、疑わしいものも全て報告させ、過去に体罰で校長の指導を受けている場合は処分を重くするなど、基準を厳しくした影響もある」と説明する。

 一方、処分がゼロだった山梨県教委の担当者は「校長会の研修や管理職が集まる会議などで繰り返し体罰を撲滅するよう指示し、現場で徹底されたのではないか」と指摘。奈良県教委の担当者は「25年度も体罰による処分が8件とそもそも少ないうえ、研修などの成果が出た」としている。

 26年度に懲戒や訓告などの処分を受けた教員の総数は前年度比183人増の9677人で、ほぼ前年並み。高校入試で採点ミスが相次いだ東京都教育委員会や、教員が組合主催の懇談会の案内文配布に学校名簿を使うなどした大分県教委で、訓告などの軽い処分が多かった。

 わいせつ行為による処分は、昭和52年度の調査開始以降最多だった前年度と同じ205人で高止まりとなった。

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