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「読んで欲しい一文をあえて書かない」 作家ら「文学の学校」で講義 ゲストの村上春樹さんも創作論披露

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「読んで欲しい一文をあえて書かない」 作家ら「文学の学校」で講義 ゲストの村上春樹さんも創作論披露

参加者が書き上げた短編を読み、アドバイスをする川上未映子さん

 作家、川上未映子さん(39)の講座「ふくらむ言葉、物語」では約20人の参加者が書き上げた短い物語を読み合った。川上さんのアドバイスは「自分が読んでほしい」と思う一文を「あえて書かない」こと。ストレートな言葉に頼らず、人物の表情や動作など多彩な表現に思いをめぐらせてみる大切さを説いた。

 東京都内から参加したアルバイトの碇本(いかりもと)学さん(33)は「ゆっくり深く考える時間がたくさんあって充実した体験だった」と振り返っていた。

 村上春樹さん創作論披露 一人称は「耳で書く」、比喩は瞬間芸

 サプライズゲストとして招かれた村上春樹さんはユーモアを交えて独自の創作論を披露した。主な発言は以下の通り。

 《米作家レアード・ハントさんらとともに、「想像力はどう学べるか?」と題した29日のディスカッションに参加。孤独な執筆作業を語った》

 僕はカキフライが大好きです。でもうちで食べることはまずない。奥さんが揚げ物が一切嫌なので出してくれないんです。だから僕は台所で1人でカキフライを揚げます。

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