産経ニュース

子供服に安全基準 ひも・フード…危険性の認識を

ライフ ライフ

記事詳細

更新


子供服に安全基準 ひも・フード…危険性の認識を

 子供服メーカーの中にはすでに独自に対応しているところもある。子供服ブランド「ミキハウス」を展開する三起商行(大阪府八尾市)は、顧客からの「襟元のひもを子供同士が引っ張って危険」といった声を受け、20年から一部商品のデザインを変更、首回りやズボンの裾にひもを使うのをやめ、ダッフルコートの留め具のひもを短くした。

 同社品質管理部の上田泰三部長は「子供の安全が第一。業界にとっては統一した規格がある方がいい」とJIS制定を歓迎する。

 三越伊勢丹ホールディングスは昨年8月から衣料品メーカーにJIS案を順守するよう要請、商品がJISに適合しているかをチェックした上で販売する体制を整えた。

 他の小売りも同様の対応を取るとみられるが、JISには法的な強制力がない。小規模のインターネット通信販売業者などに十分浸透していない面もあり、合致しない商品が今後も販売される可能性はある。

今回は対象外だが…

 また、ひもと同様に危険性が指摘されるフードは今回、JISの対象外となった。東京都内で24年、4歳の女児がパーカのフードがドアノブに引っ掛かり、窒息状態となって入院する事故が起きている。子供同士で引っ張り合ってけがをする事例がNACSの調査でも判明しており、フード付きの洋服を禁じる保育園も多い。

このニュースの写真

  • 子供服に安全基準 ひも・フード…危険性の認識を

「ライフ」のランキング