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【科学】縄文人は「胴長短足」 科博など調査で判明 北方起源説を支持

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縄文人は「胴長短足」 科博など調査で判明 北方起源説を支持

縄文人男性の復元像(国立科学博物館提供)

 縄文時代に日本列島で暮らしていた縄文人が、胴の長さに対して脚が短い「胴長短足」の体形だったことが、国立科学博物館などの調査で分かった。弥生時代に北東アジアから朝鮮半島経由で日本に渡った渡来人と同様の傾向で、縄文人が北方起源だったとする説と調和する結果という。

 研究チームは縄文人63体と、比較的脚が短い特徴を持つとされる弥生時代の渡来人やその子孫27体の骨を使って、胴体の長さと四肢の長さの比率を調査。両時代で同性のデータを比較したところ、統計的にはほとんど差がないことが分かった。

 縄文人は顔の特徴などから東南アジア由来とする南方起源説と、北東アジアからやってきたとする北方起源説がある。縄文人が南方起源なら弥生時代の渡来人よりも脚が長いはずで、今回の結果は北方起源説をより支持するものとなった。

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