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遺伝子が変異 新型ノロ、流行の兆し 感染拡大防止にしっかり手洗い

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遺伝子が変異 新型ノロ、流行の兆し 感染拡大防止にしっかり手洗い

 ノロウイルスなどの感染性胃腸炎の患者が増えている。すでに学校や保育園で集団感染が発生、警報を発令した自治体もある。感染者が増えれば重症者も増える。今季は、遺伝子が変異した新型の流行が予想されているだけに、一層の注意が必要だ。(平沢裕子)

 ◆子供から保護者へ

 人に感染するノロウイルスは30種類以上あり、これまでの主流は「GII・4型」だったが、今季は「GII・17型」の遺伝子が変異した新型の流行が懸念されている。新型は、埼玉や長野など全国各地で検出されている他、欧米や中国などアジア諸国でも確認されている。首都大学東京客員教授(微生物学)の矢野一好さんは「新型はほとんどの人が免疫を持っていない。このため、大流行になる可能性がある」と指摘する。

 国立感染症研究所によると、今月9~15日の1週間に全国3千の定点医療機関から報告のあったノロウイルスを含む感染性胃腸炎の患者数は1医療機関当たり6・88人で、前週に比べて20%増加。都道府県別では福井や宮崎など10県で同10人を超え、このうち鳥取と広島の2県は県内全域に警報を出した。

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