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小児慢性疲労症候群 「脳の働きすぎ」画像診断で判明

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小児慢性疲労症候群 「脳の働きすぎ」画像診断で判明

 慢性的な疲れや倦怠(けんたい)感が続き、早寝早起きができなくなるなど日常生活にも大きな影響を及ぼす「小児慢性疲労症候群」。その患者の脳を調べたところ、複雑な課題を処理する際に過剰に神経が働き、疲労を増していることが、理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター(神戸市)の研究で明らかになった。小児慢性疲労症候群は不登校との関連が指摘されており、脳の過活動を抑えるなど脳科学の視点からの新たな治療法の開発が期待される。(坂口至徳)

複数課題で活性化

 国際慢性疲労症候群学会の診断基準によると、小児慢性疲労症候群は、慢性の疲労や倦怠感が3カ月以上続き、安静にしても回復せず、教育や社会活動の面での機能が著しく低下する疾患とされる。階段を上ったり、読書したりといった軽い作業でも急速に疲労する。また体の痛みや、早寝早起きができないといった睡眠のリズム障害などの症状もある。

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