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【ビジネスパーソンの必読書】サイエンスと社会を考える3冊 視点や思考パターン得るヒントに

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【ビジネスパーソンの必読書】
サイエンスと社会を考える3冊 視点や思考パターン得るヒントに

『量子力学で生命の謎を解く』ジム・アル=カリーリ、ジョンジョー・マクファデン著、水谷淳訳(SBクリエイティブ・2400円+税) 『量子力学で生命の謎を解く』ジム・アル=カリーリ、ジョンジョー・マクファデン著、水谷淳訳(SBクリエイティブ・2400円+税)

 □『量子力学で生命の謎を解く』ジム・アル=カリーリ、ジョンジョー・マクファデン著、水谷淳訳(SBクリエイティブ・2400円+税)

 □『ソーシャル物理学 「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学』アレックス・ペントランド著、小林啓倫訳(草思社・2000円+税)

 □『ビッグヒストリー入門 科学の力で読み解く世界史』デヴィッド・クリスチャン著、渡辺政隆訳(WAVE出版・1800円+税)

 今年も日本人のノーベル賞受賞者が話題を集めた。ノーベル賞を受賞するほどの科学の成果は、難解なことが多い。すぐには実用に結びつかない学問に対し「何のために研究を?」と感じてしまうかもしれない。だが、仕事上サイエンスに縁のないビジネスパーソンは、物理学や化学の成果から何も学ぶものはないのだろうか?(情報工場「SERENDIP」編集部

 そんなことはない。自然科学のジャンルからも、さまざまな「視点」や「思考パターン」を手に入れることができる。それらを、ビジネスや社会の動きに当てはめることで、新しいアイデアや問題解決のヒントを得られるだろう。

 『量子力学で生命の謎を解く』は、渡り鳥が正確に飛行する理由から、遺伝、人間の「心」や意識、生命の起源までを、量子力学の最新理論で説明することを試みる。

 とくに興味をひかれるのが「現実の3つの層」という定義。私たちが普段認識している「現実」は一番上の「ニュートン力学」の原理に基づく層。その下には「熱力学」の層、一番下には混沌(こんとん)としたマグマのような「量子力学」に支配された層があると規定する。

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