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乾電池電車がギネス達成 埼玉・川越工高の生徒が秋田で

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乾電池電車がギネス達成 埼玉・川越工高の生徒が秋田で

乾電池で走る車両でギネス世界記録を達成し、喜ぶ埼玉県立川越工高の生徒たち=3日、秋田県由利本荘市の由利高原鉄道前郷駅(渡辺浩撮影)

 秋田県由利本荘市の鳥海山麓を走る第3セクター、由利高原鉄道の線路を3日、乾電池を動力にした車両が走り、ギネス世界記録に認定された。

 埼玉県川越市の県立川越工高電気科電車班の生徒13人が長さ約4・1メートル、高さ約2・9メートル、幅約1・5メートルの車両を設計、製作し、運転も担当した。生徒やギネス認定員ら9人が乗り込んだ総重量は約2トン。パナソニックの単1形「エボルタ」600個で動かした。

 これまでギネス記録はなく、ギネス社から20キロ以上走らせれば認定するとのお墨付きを得ていた。前郷(まえごう)駅を出発した車両は、終点の矢島(やしま)駅を折り返すコース22・615キロを2時間47分で完走した。

 途中、上り坂で苦戦したり、雨にも見舞われた。電車班長の槻木沢拓海(つきざわたくみ)君(18)は認定証を手に「苦労したかいがあった」と喜んだ。

 非電化のこの路線を“電車”が走るのは大正11年の開業以来初めて。過疎化が進む沿線は、この日は乾電池車両を見ようと多くの人が集まり、道路は渋滞した。由利高原鉄道の春田啓郎社長は「経営は厳しいが、いろんな方法で地域を活性化したい」と語った。

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