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【書評】『けもの道の歩き方 猟師が見つめる日本の自然』千松信也著

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【書評】
『けもの道の歩き方 猟師が見つめる日本の自然』千松信也著

(リトルモア・1600円+税)

 〈自分で食べる肉を自分で調達すること。そして、自らその命を奪うという責任を負う〉。著者はそんな動機で狩猟を始めた。普段は運送会社で働き、収入のためでも趣味としてでもなく、日常生活の延長として森に入る。銃は持たず、主に行うのはわな猟。日々のエピソードや狩猟鳥獣の話がつづられる。「獣害はあるが害獣はいない」「手つかずの自然は幻想」「本当に自然を破壊するのは、森とのかかわりもないままに自然保護だ管理だといってる人たち」…21世紀の狩猟採集生活者の姿は、自然とのかかわり方について多くのヒントを与えてくれる。(リトルモア・1600円+税)

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