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木梨憲武さんがNYで「集大成」の海外初個展 「まさかノリが」のきっかけは「日本一悪そうな人物を描け」

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木梨憲武さんがNYで「集大成」の海外初個展 「まさかノリが」のきっかけは「日本一悪そうな人物を描け」

海外初の個展開催が実現し、笑顔を見せる木梨憲武氏(黒沢潤撮影)

 【ニューヨーク=黒沢潤】日本で数々の個展を開催してきたタレントの木梨憲武氏の力作を展示した海外初の個展が31日から、ニューヨーク・トライベッカ地区のギャラリーで始まる。自身の芸術活動約20年間の集大成ともいえるイベントで、美術ファンの間で注目されそうだ。

 展示されているのは、鉛筆のような形をした色鮮やかな妖精たちが並ぶ作品のほか、無数の手を使って人間同士のつながりを表現した作品など約30点。中でも、外国人の間でよく知られ「日本で一番メジャー」な富士山の作品への思い入れが深いという。

 タレントとして多忙な日々を送る傍ら、これまで「木梨憲武展×20years INSPIRATION-瞬間の好奇心」(現在、日本で巡回中)など8回の個展を開催してきた。今回、海外初の個展を開いたのは、ニューヨークで2年前、多くのギャラリーを日本向けに紹介する仕事に携わったのを機に、「アートだけでなく、各ジャンルの“世界選抜”(の著名人)が集まる」この地に強い関心を持ったためという。

 「個々の作品には値段が付いている。価値があるのか、ないのか。良い作品なら買って頂けるし、良くなければ買ってもらえない」。ニューヨークで真の“実力”が試されることに、大きな期待とともに一抹の不安も見せる。

 アートと本格的に向かい合ったのは、1990年代のテレビ番組。芸術家の岡本太郎氏(故人)の影響を受けた“憲太郎画伯”が絵を描くという仕事を手掛けたのがきっかけだ。ただ、アーティストとしての素養は小学校時代に培われたという。

 「絵を描くのが上手だった3歳上の親戚のお兄さんから、『日本一、悪そうな人物を描け』『世界一、人のいい人物を描け』などと“お題”をもらって数人で描き合った。今では、『まさかノリが上野で個展をやるとはね』などと言って喜んでくれるが、(彼を)超えることはできない」と口元を引き締める。

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