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【健康カフェ】(7)「1皿の量」で肥満管理を 米では20年前の3倍に

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【健康カフェ】
(7)「1皿の量」で肥満管理を 米では20年前の3倍に

 米ニューヨークで2012年、「1皿の量を減らして、肥満のリスクを減らそう」と呼び掛けるキャンペーンを行いました。米国では3人に1人が、BMI(体格指数)30以上の肥満とされ、日本の肥満基準であるBMI25以上は3人に2人といわれます。肥満は、糖尿病や心筋梗塞など病気のリスクを高めることはよく知られたことです。

 このキャンペーンでは、ファストフード店などで提供される食事の量が20年前に比べて増えていることを示し、1皿の食事の量に注意するよう訴えていました。例えば、フライドポテトのMサイズは20年前の210キロカロリーから610キロカロリーと2・9倍に、ターキーサンドイッチは20年前の320キロカロリーから820キロカロリーと2・6倍になっているとし、ポテトはSサイズにするか半分だけ、もしくは友達と分けて食べる、サンドイッチはより小さいサイズを選ぶか半分だけ食べることなどを勧めています。

 一方、この調査とは別に、大手ハンバーガー店の飲食物の量を開店当時の1955年と今年で比べた調査では、炭酸飲料は約200ミリリットルから約900ミリリットルと約4・5倍、ハンバーガーは約110グラムから280グラムと約2・5倍になっていることが報告されています。

 日本ではここまでの差はないかもしれませんが、ファストフード店の飲料のカップは、僕が子供の頃に比べるとずいぶん大きくなっていると思います。原材料の価格が下がった分を、値下げではなく量を増やすことで利益を上げるという企業戦略などが影響しているようです。

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