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大切な人に「大切だ」と伝えて 話題の絵本『ママがおばけになっちゃった!』 作者・のぶみさん

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大切な人に「大切だ」と伝えて 話題の絵本『ママがおばけになっちゃった!』 作者・のぶみさん

「子供が『ひとりでできる』といったら子育ては終わり。一番大事なのはママの愛だと思う」と語るのぶみさん=東京都内

 今、母親と子供たちの間で大きな話題になっている絵本『ママがおばけになっちゃった!』(講談社)。今年7月の刊行以来、発行部数は20万部となり、絵本としては異例のスピードで売れている。作者ののぶみさん(37)に、作品に込めた思いと子供たちと向き合う姿勢について語ってもらった。(戸谷真美)

 絵本の冒頭、ママは事故で死んでしまい「おばけ」になる。幼い子供向けでは珍しい設定だ。のぶみさんは「子供はこの本を『お母さんが死んだら嫌』とすごく嫌う。ママがいなくなる、ということがちゃんと想像できるんです」と話す。

 東京都武蔵野市に住む矢野遥希(はるき)君(3)は、絵本を読んでもらった後「ママ、おばけになっちゃうの? パパも?」と泣き出した。兄の明生(あお)君(5)は、かんたろうと祖母のやり取りに笑いころげたが、後半になると言葉少な。母親の聡子さん(38)は「息子たちが生まれたときに感じた気持ちを思い出した。母親の思いを代弁してくれている本だと思う」

 同書の担当編集者、森絵美さんによると、「泣けた」「子育てに悩んでいるママにお勧め」といった反響が寄せられ、発売直後に最初の増刷が決まった。

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