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【広角レンズ】大人向け「キャラ文芸」台頭 ライトノベルと一線 文庫品揃え厚く

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【広角レンズ】
大人向け「キャラ文芸」台頭 ライトノベルと一線 文庫品揃え厚く

各社の参入が相次ぐ新ジャンルの文庫本

 同社のキャラ文芸本の多くは漫画化されているほか、アニメ・ドラマ化される作品もある。また、登場人物を強調しているキャラ文芸本はシリーズ展開している作品も多く、売れ行きは好調だ。10月からアニメ放送が始まる『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』シリーズ(角川文庫)は累計100万部超、この分野の先駆けとされる『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ(メディアワークス文庫)は600万部を突破した。

 一連の作品はライトノベル読者と一般文芸書の橋渡しをする役割がありそうだが、そこは出版社によって温度差がある。

 講談社が10月に創刊予定の新レーベル「講談社タイガ」は「小説偏愛者のみなさんへ」とのキャッチコピーを掲げ、あくまでも講談社ノベルスの弟分という位置づけ。担当の栗城浩美さんは「(新書サイズで)2段組みのノベルスは若い読者には敬遠されがちで、他社はノベルス市場からどんどん撤退している。タイガは文庫判で、ノベルスの読者層より若い20代、30代向けと認識してもらえるようにしたい」と意気込む。

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