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【書評】『Aではない君と』薬丸岳著

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【書評】
『Aではない君と』薬丸岳著

「Aではない君と」

 ある日、吉永圭一のもとを警察が訪ねてきた。離婚後は元妻が引き取り、会う機会も減っていた14歳の息子、青葉翼についていろいろと聞かれた。その直後、同級生の死体を遺棄した疑いで翼が逮捕される。お前が殺したのか? いったい何があった?

 〈どんなことがあっても彼を受け止めてください。あなたにしか翼くんは救えない〉。だが、子供と、社会と、そしてなにより被害者の親と、自分はどう向き合えばいいのか…吉永は苦悩する。わが子が人殺しに!? どんな親も避けたいと願う最悪の事態を、真っ正面から描き切った。(講談社・1500円+税)

  

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