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【健康カフェ】(3)高血圧と薬 体重・塩分減らして運動しよう

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【健康カフェ】
(3)高血圧と薬 体重・塩分減らして運動しよう

 患者さんから「血圧の薬は飲み始めたら一生やめられない。だからまだ飲みたくない」と言われることがあります。お気持ちはよく分かります。今日は高血圧について考えてみましょう。

 高血圧の多くは、もともとの体質に、塩分の取り過ぎやアルコールの飲み過ぎ、肥満、運動不足などが加わり起こります。高血圧となり、しかもそれが長期間になるほど、生活習慣を少し改善した程度では正常値に戻らないことが多くなります。このため、まずは高血圧にならないための生活習慣が大事です。

 高血圧の予防が期待される生活習慣として、体重を減らす▽運動習慣をつける▽塩分摂取を減らす▽過度の飲酒を避ける▽生野菜や果物・低脂肪の乳製品・魚や鶏肉の摂取(肉類の脂を減らす)-などが挙げられます。中でも日本人の場合、塩分摂取の制限で血圧が下がる人が多いとされています。

 こうした生活習慣を取り入れても血圧が高くなる場合は、降圧薬の開始をお勧めします。高血圧は頭痛などの症状がなくても、全身の動脈硬化を確実に早めますし、脳出血や腎障害などを起こすリスクが高くなるためです。

 薬による治療をいつ始めるのかは、年齢や喫煙の有無、糖尿病などの持病があるかどうかで異なります。ただ、血圧が「上が180以上/下が110以上」ならばすぐに治療を始める必要があります。

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