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【ワインのこころ】食通を満足させるポルトガル「エスポラン」のツーリズム 青木冨美子

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【ワインのこころ】
食通を満足させるポルトガル「エスポラン」のツーリズム 青木冨美子

古参ワイナリー「エスポラン」で活躍中の女性醸造家サンドラ・アウベスさん=2015年7月2日、ポルトガル・首都リスボン(青木冨美子さん撮影)

 ポルトガルの首都リスボンの南東に位置するアレンテージョ地方は世界中のコルクの約半分を生産しているエリアです。リスボンから車で1時間半ほどですが、高速道路の両側にはコルク樫の畑やオリーブの畑が続いています。

 アレンテージョの中央部に広大な敷地を所有する古参ワイナリー『エスポラン』は、1987年に地下のカーヴを新設し、近代的な醸造所の完成により、ワインの品質も向上。ソーラーパネルを利用した自家発電など、自然環境への配慮も徹底しています。

 ミシュランガイドにも掲載されている併設のレストランでは、若手シェフこだわりの料理が満喫できますし、97年から生産しているオリーブの国ならではの上質なオイルは特筆ものです。

 ポルトガルには250以上の固有品種があり、基本的には、それら在来品種を使ったワイン造りが主体ですが、エスポランではカベルネ・ソーヴィニヨンのような国際的な外来品種も積極的に導入しているので、今後の変化が楽しみです。

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