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「人食いバクテリア」劇症型溶血性レンサ球菌感染症が過去最多

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「人食いバクテリア」劇症型溶血性レンサ球菌感染症が過去最多

「人食いバクテリア」と恐れられる、劇症型溶血性レンサ球菌感染症を引き起こすことがあるA群溶血性レンサ球菌(国立感染症研究所提供)

 感染研によると、18年に現在の届け出基準になって以降、患者の報告は増加傾向で、23年以降は年間200人前後で推移。24~26年に届け出があった患者712人のうち207人(29%)が死亡した。207人のうち76%が発病から3日以内に死亡し、発病当日か翌日に死亡した人も41%いた。

 感染研の砂川富正室長は「全都道府県で患者が報告され、男性は70代、女性は60~80代が多かった。年齢が上がるにつれ死亡率は高くなる傾向がある」と分析する。感染経路が分からない症例も多いが、「基本的には手洗いなどの感染予防対策をしっかり行うことが大切だ」という。劇症型でなくても、この菌に感染したら抗菌薬を決められた期間飲み続け、合併症を予防するとともに感染を広げないことも重要だ。

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