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【日本の議論】代理婚活、啓発授業… 少子化とはいえ婚活支援をそこまでやる必要があるの?

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【日本の議論】
代理婚活、啓発授業… 少子化とはいえ婚活支援をそこまでやる必要があるの?

「恋活パーティー」に集まった若い男女。連日パーティーが開かれているという=25日午後5時ごろ、東京・表参道(一部画像を加工しています)

 男女に出会いの場を提供する婚活支援が多様化してきている。中には、恋愛する異性を見付ける恋活パーティーを毎日開催したり、親がわが子に変わって代理婚活する場を提供したりする動きも。10代向けに啓発授業を行う自治体も出てきた。背景には、結婚願望はあるのに恋愛に踏み込めない“恋愛迷子”に陥り、晩婚化、未婚化を招いている若者たちのリアルがある。ただ、こうした現状は雇用環境など将来への不安が大きく影響しているとみられ、専門家は制度改革こそ少子化対策には急務と指摘する。(三宅陽子)

パーティーを毎日開催

 8月下旬、夕暮れが迫る平日の東京・表参道。おしゃれなレストランやカフェが並ぶ一角に建つガラス張りの店舗に、20~35歳の男女が次々と集まってきた。

 午後5時。店舗スタッフが「乾杯」の音頭を取ると飲み物が注がれたグラスを手にした男女が歩みより、談笑が始まった。恋活パーティーのスタートだ。

 埼玉県内から参加した会社員の女性(25)は最近、切実に結婚を意識するようになったが「職場は年配者や既婚者ばかり。出会いの場が欲しくて」と参加理由を語る。一緒に来た友人の女性(25)も「会社は女ばかり。大学でも異性と付き合う機会はなかった。なんとかしなくちゃという思いで来ました」。

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