産経ニュース

【次期学習指導要領】小学校で英語、高校に新科目…文科省が大幅改革の答申素案公表

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【次期学習指導要領】
小学校で英語、高校に新科目…文科省が大幅改革の答申素案公表

文科省が次期学習指導要領の改定骨格案を提示した、中教審の特別部会で机上に置かれた資料=5日午後、東京都港区

 平成28年度中に中央教育審議会により改定内容が答申される次期学習指導要領について、文部科学省は5日、これまでの議論を踏まえた答申の素案を公表した。知識偏重から脱却すると同時に、思考力や表現力を育成する方針が示された。小学校で英語が教科として本格的に導入されるほか、高校の学習内容も大学入試の抜本的改革を視野に大幅に改定され、地歴や理数などの分野で新科目が設けられる見通しとなった。

 新指導要領は、小学校が32年度、中学校は33年度、高校は34年度以降に全面実施される予定。

 指導要領は約10年ごとに改定。「脱ゆとり教育」にかじを切った前回改定では、小中学校の学習内容を大幅に増やし、高校はほぼ手つかずだった。次期指導要領では、近代史を中心に日本史と世界史を融合させた「歴史総合」を新設するなど全面的に改定される。

 素案は、日本社会を「将来の予測が困難な複雑で変化の激しい社会」と位置付けた上で、育成すべき能力として、(1)主体的な判断(2)議論を通じて力を合わせること(3)新たな価値の創造-の3つを提示。物事を多角的・多面的に吟味する論理的思考のほか、自国文化や異文化への理解を教育することの必要性を強調した。

「ライフ」のランキング