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【STOP!メタボリックシンドローム】メタボは体内の「酸化」 血管傷つけ脳・心筋梗塞リスク

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【STOP!メタボリックシンドローム】
メタボは体内の「酸化」 血管傷つけ脳・心筋梗塞リスク

 食べ過ぎや運動不足によりメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)になると、動脈硬化が進み脳・心筋梗塞のリスクが高まる。硬化促進の理由として、内臓脂肪の蓄積に合わせ体内の酸化度も上昇するからだということが測定機器の進歩により最近、明らかになってきた。専門家は「定期的に酸化度を測定し、数値を下げる生活習慣を心がけてほしい」と呼びかけている。(山本雅人)

内臓脂肪と比例

 内臓脂肪と酸化との関係を明らかにしたのは、足利工業大看護学部の山門実学部長。内科医として三井記念病院(東京都千代田区)の総合健診センター特任顧問も務める山門学部長は、平成26年4月~27年3月に同センターの人間ドックを受診した2542人(男性1645人、女性897人)を対象に、体内の酸化度を調べた。

 その結果、メタボの診断基準で内臓脂肪面積100平方センチ以上に相当する腹囲(男性85センチ、女性90センチ)を超える人の酸化度の平均値は、超えない人の平均値に比べ有意に高かった。女性の方がメタボでない人も含め数値が高いことについて山門学部長は「酸化ストレスに対抗する抗酸化力も女性の方が高いとのデータも出ており、相対的な酸化度は男性とそれほど変わらない」と説明。そのうえで、「男女とも、内臓脂肪量と酸化度が比例している事実が重要」とする。

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