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【日本の議論】「来るか、来ないかの問いはナンセンス」 韓国MERSパニックは人ごとじゃない!

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【日本の議論】
「来るか、来ないかの問いはナンセンス」 韓国MERSパニックは人ごとじゃない!

防護服を身にまとい、アートセンターでMERSウイルスの消毒作業を行う作業員=6月17日、ソウル(AP)

 韓国の流行は収束に向かっているが、厚労省の専門家会議は7月17日、今後も中東から感染者が入国する恐れがあるとして警戒を続けるよう要請した。

医師「見つける自信ない」

 こうした日本の水際対策を「原爆に竹やりで立ち向かうようなもの。エビデンス(科学的根拠)に基づいたものとはいえない」と批判するのは、元厚労省医系技官の木村盛世医師だ。木村氏は、せきやくしゃみで飛沫(ひまつ)感染するウイルス感染症を検疫で防ぐのは難しいと主張する。「エボラ出血熱のように患者に接触することで感染する感染症なら、検疫所が患者との接触歴を尋ねることに意味はある。しかし、空気感染や飛沫感染の場合は、検疫で防ぐのは不可能だ」(木村氏)。

 検疫を通過する段階で熱や呼吸器症状があれば捕捉できる可能性もあるが、日本に入った後に発症することもある。その場合に“窓口”となるのは全国の医療機関だが、都内でクリニックを営む内科医は「MERSの患者が来院しても、特異的な症状がなく、見分けられる自信はない」と吐露する。

最悪のシナリオ想定し、具体的対策を

 韓国国内では、患者が足を運んだ病院名の公表が遅れて感染拡大を招いたと指摘される。

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