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【日本の議論】「来るか、来ないかの問いはナンセンス」 韓国MERSパニックは人ごとじゃない!

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【日本の議論】
「来るか、来ないかの問いはナンセンス」 韓国MERSパニックは人ごとじゃない!

防護服を身にまとい、アートセンターでMERSウイルスの消毒作業を行う作業員=6月17日、ソウル(AP)

 韓国での流行を受け、厚労省は韓国で患者に接触した人が帰国、入国した場合は、検疫所に申し出るよう体制を強化。症状がなくても、接触者には潜伏期間中(14日間)の健康報告を求めた。さらに自治体や日本医師会を通じて、熱や呼吸器症状がある患者が、発症前の14日以内に韓国に滞在していた場合には、診察した医療機関が速やかに保健所に連絡するよう求めた。

 しかし、この厚労省の求めに対しては不安の声が出た。不安材料のひとつが、検疫所の人手不足だ。中東と異なり、韓国と日本の往来は多い。地方空港にも路線があり、船便も多い。日本-韓国間の往来者は1日約1万4千人とされ、各地の検疫所はこれらの人々に発熱がないかサーモグラフィーで確かめたり、韓国でMERS患者と接触したことがないか確かめたりしなければならない。

 厚労省によると、出張所などを含めて検疫所は全国に110カ所あるが、常勤の医師はわずか38人。非常勤医師や看護師で回している状態で、仮にMERSが疑われる旅客が検疫所を訪れても、対応する人手は限られる。

 6月中旬には、韓国で患者のいる病院を受診するなどして自宅隔離対象となっていた複数の日本人が、それを知らないまま帰国していたことも判明した。当然、自ら検疫所に相談することもなく、韓国から連絡を受けた保健当局が、MERSの症状がないことを確かめる事態になった。

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