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【日本の議論】「来るか、来ないかの問いはナンセンス」 韓国MERSパニックは人ごとじゃない!

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【日本の議論】
「来るか、来ないかの問いはナンセンス」 韓国MERSパニックは人ごとじゃない!

防護服を身にまとい、アートセンターでMERSウイルスの消毒作業を行う作業員=6月17日、ソウル(AP)

 韓国で流行が拡大した中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス。もともとは2012年に中東で発見されたウイルスだが、韓国で流行が起きたことで、日本でも一気に不安が広がった。現状では日本国内での感染者は発見されていないが、今後も出ない保証はない。厚生労働省は、「水際対策」として、韓国からの帰国、入国者への検疫体制を強化したが、果たして効果はあるのだろうか。韓国の状況は決して、人ごとではない。

圧倒的な人手不足

 「人も物もこれだけ動いている現代社会において、世界のどこかで流行している感染症が日本にも入ってくるかという問いはナンセンスだ」

 果たしてMERSは日本に来るか、との問いにこう答えるのは、これまで多くの国際緊急医療活動に従事し、現在は世界三大感染症(エイズ、結核、マラリア)克服のための資金を供出する「グローバルファンド」で戦略投資効果局長を務める國井修医師だ。

 MERSコロナウイルスはサウジアラビアを中心に流行し、中東では致死率が4割近い。日本ではこれまで、中東からの帰国、入国者に発熱などの症状がないか、検疫所が注意を呼びかけてきた。また、中東滞在歴があり、38度以上の発熱や呼吸器症状のあるMERSが疑われる患者が医療機関を訪れた場合、速やかに保健所に連絡するよう自治体に通知も出している。

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