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【岩手いじめ自殺】投げられた教科書、机に頭押さえつけられたことも… 中学校が報告書 教師の情報共有乏しく

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【岩手いじめ自殺】
投げられた教科書、机に頭押さえつけられたことも… 中学校が報告書 教師の情報共有乏しく

 岩手県矢巾(やはば)町の中学2年、村松亮君(13)がいじめを苦にして自殺したとみられる問題で、中学校が発表した報告書でいじめに認定された6項目は、周囲の生徒や複数の教師が泣いている村松君を見ているなど、最悪の結果を招く前から“兆候”があったことをうかがわせた。認定しなかった項目も含めて「断続的に苦痛を与え、自殺の一因となった」と結論付けたが、教師同士の情報共有がほとんどないなど、問題点が浮かび上がる。

 自殺約1カ月前の6月上旬に村松君が自分の教科書を投げられたとする事案では、同級生が投げたことを認め「村松君が泣いて早退した」ことも認識。周囲の証言とおおむね一致したことからいじめと認定した。ただ、村松君の頬を殴ったという周囲の証言は、当事者の生徒が否定している。

 6月中旬に授業中に頭を机に押さえつけられたことについては、当事者の同級生が行為を認めた。担任の教師は「村松君が泣いているのを初めて見た」としており、同級生に指導を行ったとしている。

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