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マーク使いません 厚労省「健康な食事」見直し案で

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マーク使いません 厚労省「健康な食事」見直し案で

健康な食事マーク

 コンビニエンスストアの弁当やレストランのメニューに、国の基準を満たせば「健康な食事」のマークを付けられる制度について、導入時期を先送りしていた厚生労働省がこのほど、弁当などにマークを使用しないなどとする見直し案をまとめた。

 同制度は、生活習慣病予防のため、1食当たりのエネルギー、食物繊維や塩分の摂取量といった基準を設け、それを満たす弁当や総菜などにマークを表示できるようにするもので、今年4月から導入される予定だった。しかし、食物繊維摂取のため「玄米や麦など精製度の低い穀類を2割程度含む」とした基準について、自民党の農林水産関係の会合で「白米の生産に影響する」など批判が相次ぎ、見直しを検討していた。

 見直し案では、マークを弁当など個別の商品に付けることを認めず、基準は、生活習慣病予防の目安としてレシピ紹介などで活用してもらうこととした。

 また、年齢や性別にかかわらず一律に1食当たりのエネルギーを650キロカロリー未満とした基準値について、エネルギー消費量が大きい成人男性などを対象に、650~800キロカロリーとする新たな区分を設定した。

 穀類の基準は設けず、1食当たり3グラム未満とした塩分の摂取基準も梅干しや漬物が使えるように例外措置を設けた。一方で、原案にはなかった牛乳・乳製品や果物の摂取量の目安を追加した。

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