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クロマグロ群泳復活へ80匹投入 葛西臨海水族園で公開

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クロマグロ群泳復活へ80匹投入 葛西臨海水族園で公開

葛西臨海水族園の水槽に投入され、泳ぐマグロの群れ=22日午前、東京都江戸川区

 クロマグロが大量死した葛西臨海水族園(東京都江戸川区)で、同園目玉の群泳復活に向けて約80匹のクロマグロを投入した大型水槽が22日、公開された。

 直径約30メートルのドーナツ状の大型水槽に投入されたのは、全長80~90センチ、体重10~13キロの1歳魚。21日の閉園後に搬入作業が行われ、水槽には衝突防止用のテープが張られている。同園によると、かつてのような大型(全長120~150センチ)のクロマグロの群泳が見られるようになるのは、1、2年後になるという。

 同園の大型水槽では昨年12月以降、飼育していたクロマグロ、ハガツオ、スマが相次いで死に、今年3月にはクロマグロ1匹を残すのみとなった。死んだマグロ2匹とスマ1匹からはウイルスが検出され、病原性も含め調べたが、大量死の原因は分かっていない。

 同園は、3月末以降にアカシュモクザメなどを入れ、群泳復活に向けて段階的に水槽の環境を確認。5月にはハガツオとスマを投入し、経過を見た結果、水質などに以上はないと判断した。田畑直樹園長(62)は「導入したマグロを大切に育て、マグロ大水槽の元通りの姿を全国の皆さんに見せたい」と述べた。

 千葉市から長男(5)ときた主婦(35)は「すごい数のマグロに感動しました」と話していた。

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