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第三世界を代表するインドの建築家、チャールズ・コレア氏死去 世界文化賞受賞者

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第三世界を代表するインドの建築家、チャールズ・コレア氏死去 世界文化賞受賞者

チャールズ・コレア氏 チャールズ・コレア氏

 第三世界を代表するインドの建築家で、1994年に第6回高松宮殿下記念世界文化賞(建築部門)を受賞したチャールズ・コレア氏が16日、インド西部ムンバイで死去した。84歳だった。モディ首相は17日、弔意を表すとともに「コレア氏の建築での偉業は広く大切にされてきた」とのコメントを発表した。 

 産経新聞の電話取材に応じたモニカ夫人によれば、コレア氏は病気のため死亡した。病名は明らかにしていない。モニカ夫人は「夫は世界文化賞に大きな敬意を払っていた。日本は大好きな国の一つで、夫婦で何度も訪れた」と語った。

 コレア氏は30年、インド南部の生まれ。インド国内の大学で学んだ後、米ミシガン大学、マサチューセッツ工科大学大学院に留学し、ムンバイを拠点に活動した。都市計画家としてインド諸都市の環境危機解決に取り組むとともに、低価格集合住宅設計のパイオニアとなった。

 世界の開発途上国の都市計画のための合理的戦略を説いた著書があり、知識人として国際的に重要な役割を果たした。代表作に「マハトマ・ガンジー記念館」「ジャワハル美術館」など。(ニューデリー 岩田智雄)

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