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西之島周辺、噴火後初の海底調査へ 海上保安庁

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西之島周辺、噴火後初の海底調査へ 海上保安庁

小笠原諸島・西之島周辺の海底調査で使用される海上保安庁の無人調査艇「マンボウII」(海上保安庁提供)

 火山活動が続く小笠原諸島・西之島(東京都)について、海上保安庁は17日、噴火後初の周辺海底調査を22日から7月10日にかけて行うと発表した。噴火前後の地形変化や火山の地下構造などを調べ、収集したデータを海上交通安全のための海図作製や今後の火山活動の予測などに役立てる。

 海保によると、平成25年11月の噴火開始後は、毎月の航空機による上空からの調査のみで、海面下の変化は全く状況が不明という。

 今回の調査では、測量船「昭洋」(3千トン)と無人調査艇「マンボウII」(5トン)を投入する。

 昭洋は海底地震計を設置した上で海底で人工地震を起こし、揺れが伝わる速さで地層の状況や構成する物質を推定。マグマだまりの分布や規模、深さなどを調べる。また、マンボウIIは噴火警戒範囲(西之島の中心から4キロ以内)で、海底の状況や火山活動により変色している海水、火山灰を採取して火山活動の情報などを得るという。

 海保によると、西之島の面積は、前回調査時の5月20日現在で東京ドーム約55個分に当たる約258ヘクタール。現在も火山活動は続いており、拡大を続けているとみられる。

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