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「壮大なドッキリかと…」 R-18文学賞大賞・秋吉敦貴さん

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「壮大なドッキリかと…」 R-18文学賞大賞・秋吉敦貴さん

贈呈式で笑顔を見せる秋吉敦貴さん(右)と小林早代子さん(左)=東京都新宿区の京王プラザホテル

 女性ならではの感性を生かした短編小説を対象とした「第14回女による女のためのR-18文学賞」(新潮社主催)の大賞に茨城県在住、秋吉敦貴(あつき)さん(35)の「明け方の家」が選ばれた。読者賞は埼玉県在住、小林早代子さん(22)の「くたばれ地下アイドル」に決まった。

 大賞受賞作は、ひとつ屋根の下で暮らす3人の女性が傷を抱えながらも力強く生きていく様を描いており、選考委員の三浦しをんさんは「荒削りな部分はあるが、心ひかれる、とても情熱を感じられる作品」と評価した。

 5月26日、東京都内のホテルで開かれた贈呈式で、人生2度目の投稿で受賞を果たしたという秋吉さんは「想定外のことで壮大なドッキリかな、という気がしています」と話した。これまで職を転々としながら小説に取り組んできたと言い、「この感謝の気持ちを、これから心をこめて小説を書いていくことでお返ししたい」と抱負を語った。秋吉さんは、今回新たに創設されたタレントの友近さんが選ぶ友近賞もダブル受賞した。

 平成14年に創設された同賞は、応募は女性限定で、選考委員も女性だけ。過去に窪美澄さん、宮木あや子さん、吉川トリコさんら人気作家を輩出している。

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